ぼくだってブログ書くねん

意識向上を目指した意識高い系ブログです。本業はなんちゃって電気設計業務です。

僕だって痔ろうになるねん【入院準備編】

痔ろうと診断され、町医者からポンポンと二回肩を叩かれた。
失意を胸に手術の日取りを確保し、病院へ向かうのだった…

起床から病院へのアプローチ

平日、いつもは7時に起きるが、この日は流石にだるく8時まで寝ていた。
もはや診察開始の9時に間に合う気もなく、ダラダラと準備した。

「なーに、会社はフレックスだ。焦ることはない。。。」
不覚にも初めてフレックスの有り難さを実感した。

町医者から貰った紹介状を片手に、初めての病院が近づいてくる。
近づいてくるに連れ、思うことがあった。

「ボロくね?」

恐る恐る入ってみると受付がすげーちっさい。
ほんでやっぱりボロい。
あれ?今平成初期だっけ?って思うレベル。
そこは幼少期に見た昔の病院雰囲気のそのままだった。

暖房は効いておらず、申し訳程度に石油ファンヒータがおいてある。
そして何気なく入り口を振り返ると…

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「非常口の案内はデケェ!」

こんな場所で入院して手術なんて大丈夫なのか…僕の中の不安は大きくなっていった…

手術の説明

診察前アンケートを記入して、しばらくすると呼ばれた。
混んでる割には意外と早いなと思いつつ手術の説明を受ける。
先生は町医者兼業の女医、B先生だ。もはや顔も見慣れてしまった。

開口一番「ボロくてびっくりしたでしょう?」と。
「あー、そう言われるとそうですね^^」と謎に気を使った風な回答になってしまった。
っていうかボロい自覚あるなら先に言っといてくれよと内心思った。

話は進み、今回は大腸カメラも一緒に受けることにした。
なんでも普通に大腸カメラを受けると1,2日は入院が必要らしい。
今回は痔ろうの手術で一週間の入院が確定しているので都合がよいとのことだった。

そして痔ろうの手術は30分程度終わるらしい。
僕の痔ろうは6時方向(背中側)で痔ろうの中では比較的ラッキーな部類らしい。

電子メスで痔ろうの出口側から切っていき、肛門の内側に近づくと、肛門を広げ肛門側から痔ろうの入り口切るらしい。
まぁ怖いは怖いけど町医者で手術宣告されたときよりはだいぶ落ち着いていた。

どうでもいいけど説明の最中に三回も別の患者が間違って入ってきて、その度、先生は「隣(の診察室)です!」と叫んでいた。
三回目は看護婦とハモっていてコントやってんのかと思った。

一通り説明が終わり、今日は診察後に心電図とかエコーとか色々して終わりですと言われた。
内心「えっ聞いてねよ」と思うも成すすべはなかった。

診察を終えて去り際に「あ、手術当日は私(女医)と院長の二人でオペします」
続けて「院長は男ですけど大丈夫ですよね?」と聞かれた。

「えっ俺、女の子だっけ?(あっはい、大丈夫です)」

謎は深まった。。。

事前検査

事前検査ではまず身長と体重、血圧を図る。
その後、血液検査と検尿、X線写真に心電図を採る。

血液検査は数週間前にもやったけど、あまり気持ちの良いものじゃない。
12mlだけの採取だったけど、献血での200mlなんて考えられんなーと思った。

心電図は10年ぶりくらいに受けた。
脇と乳首周辺に変なクリームつけられて「フフ」ってなってしまった。
心電図の先生はフザケたくなったりしないのだろうか。

続いて直腸のエコー写真を撮る。

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「写真に写った黒い影が痔ろうの証拠です。」
この写真を見てホンマか?と疑いたくなる。

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赤丸したところが痔ろうの入り口らしい。
この写真を見せて、ブラックホールを捉えた画像ですと言われても「へ~そうなんだ~」ってなる自身がある。

最後は入院前の準備の説明。
入院の2日前から食事は野菜禁止で夜に下剤を飲む。
前日は指定の1500円する検査前食を朝昼晩で最後に下剤。
入院の前から勝負は始まるのだ。
ちなみに入院初日に内視鏡検査(大腸カメラ)、二日目に痔ろう根治手術をする。

最後に

全部終わった頃には12時半。
会計は入院前日の食事1500円を含めて9000円位だった。

ちなみに肝心の入院手術費用は6万円(何かあれば別途)くらい。
現金でしか払えないとか本当、今の時代どうかしてる。
施設が古いのはともかくクレジットくらい対応してくれよ。
キャッシュレス対応してないのが何よりも憤りを感じた次第であった。

入院編へ続く.........